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アンコさんの手拭いのかぶり方

市松模様の絣と前だれに椿の花の手ぬぐいは、伊豆大島のアンコさんのよく知られているスタイルです。手ぬぐいのかぶり方は、好みにより人それぞれ違いますが、片方にたぶを出し少し斜めにかぶると素敵に見えます。一回だけ縛り余った手ぬぐいの端は、ねじって折り目に隠します。手ぬぐいをかぶせているのは、前田富貴子さん。伊豆大島アンコ文化保存会では、この手ぬぐいのかぶり方をお手本としご指導頂いています。何度も練習しないとなかなか難しく、アンコ保存会では定期的に練習を重ねています。

アンコ手拭いのかぶり方(さいそくまげ風)

アンコ衣装は、伊豆大島の昔の女性の労働着です。 筒袖の紺絣の着物に頭にソーメン絞りの手拭いをかぶりました。今では、現存するソーメン絞り手拭いは数少なく、大変貴重なものとなっています。既婚女性は、いんぼんじり、未婚女性は、さいそくまげという髪形をしていました。手ぬぐいの中には、目立たぬよう黒い紙を芯に使います。新聞紙でも代用できます。手拭い(芯)の幅は、約16cm~17cm。長さは、45cm~47cm。ご自分のお顔に合わせて長さを調節してください。どんな手ぬぐいの柄でも練習用になりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

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